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支援の在り方

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人を支援するというのは中々難しいものだと考えています。
次のようなニュース記事を目にしました。

米ジョージア州アトランタのモアハウスカレッジで19日、卒業式のスピーチに登場した億万長者の投資家ロバート・スミス氏が、卒業生400人あまりの学生ローンは自分が全額返済すると申し出て、拍手喝采を浴びた。同カレッジは伝統的に黒人学生が通っている。

簡単に言えばある富豪が奨学金を肩代わりするというものです。
ちなみにこのニュースを否定するつもりはありません。

しかし、支援の在り方は考えさせられるニュースでした。
今回の記事、色々考えながら書いていますが、まとめるのが難しかったです。

目次

支援の在り方

支援をする場合、その方法で相手の人生が変わってしまいます。

色々な支援の仕方があると思いますが、大体次のような方法が思い浮かびます。

  • 生活を保障するための金銭
  • 奨学金免除や塾代助成事業、職業訓練等
  • クラウドファンディング

これ以外にもノウハウを教えるというものもありますが、それは塾代助成事業等や職業訓練と同じですよね。
金銭によって、ある程度どのようなサービスも受けることができます。
どのような支援も、最終的には金銭の支援と言う事になります。

生活保障

これは社会保障として必要なので余り議論は無いと思います。
必ず支援が無ければならないものでしょう。

ただ問題としては不正受給です。
どれも同じ話かもしれませんが、より発生しやすいのはこのタイプでしょう。

そのため生活保護の様な不正の発生しやすい仕組み、無駄の多い仕組みよりも、ベーシックインカムの様に無条件給付が理想的だと思っています。

学費支援

ノウハウなどを教えるのもこれです。
結局お金を直接渡すのではなく、教育と言う形で渡しているわけです。

これも生活保障に近いものがあります。
世帯収入の差、貧富の差が学歴に影響を及ぼすことはデータでも示されています。
そして学歴が収入の差に影響を及ぼすこともデータで示されています。
データが示している以上、貧富の差は拡大する方向にある程度まで進んでしまいます。
※私の感覚では既に進みきっていて、ある程度これ以上進みようがないところまで来ている認識です

貧富の差を埋めるのが政治であれば、学費支援は確実に必要なものでしょう。
公的な小中高校自体、学費支援のようなものですからね。

事業資金

基本的にはクラウドファンディングのようなものを想定して書いています。
ただ、欲しいわけでもないけど商品やサービスを購入する、本当に良いと思ったわけでもないけど口コミを書く、これも事業資金の支援をしているようなものです。

これはこれで確かにお金を集めるために本気で活動しなければ得られませんので、完全に否定するつもりはありません。
お金のある人に相談して「それは良い!ぜひやってごらん!」と給与をもらいながら、必要な備品も買ってもらっているようなものです。
何かしらの会社に勤めているのと、そこまで変わるものでもないかもしれません。

しかし、「何かやりたいからお金頂戴」という考え方で登録しているように見えてしまうことがあって、ちょっと違和感があるんですね。
本当にやりたいことがあるのであれば、それに向けてお金を貯める、お金のかからない方法をとる、自分に出来る方法を考えるのではないでしょうか?
そのやり方の1つとして、その有用性などを熱い思いで語り、共感をもらって協力を仰ぐというクラウドファンディングがあるだけなんだと思います。

確かに頑張っても頑張っても報われず、お金を援助してもらいたくなる考えはわかります。
しかし、結局うまくいかないときに、また同じことを繰り返すのでしょうか・・・。
お金を援助してもらわなくても出来る方法を考えなければ、結局は解決しないのではないかなと思います。

まとめ

これは余り良い感情ではないのですが、お金を簡単にもらえると思っている人が、ちょっと許せないんですね。
また、安易に他人を応援するのも余り好きにはなれないんですね・・・。
何とか企業塾みたいな団体は、本当に相手をわかって応援しているのか疑問に思ってしまいます。

どんなに良い思想やアイデアにたどり着いたとしても、学生時代を特に頑張る事も無く、好き勝手生きてきている人を余り応援したくない・・・。
もっと頑張ってきた別の人を応援したくなってしまいます。
私の偏見であり、ちょっと負な部分です。

冒頭のニュースのようなケースは良いニュースだなと思います。
大学の無償化や、塾代助成制度なども良い取り組みだと思います。

  • 支援の方法は結局は金銭的な支援。
  • 教育的な支援はどんどん行った方が良い。
  • 「何かやりたいからお金頂戴」は違うと思います。

ここまでお読みくださりありがとうございました!