私は日頃から交通事故と言う悲惨な人災を防ぎたいと願い、場末のブログで訴え続けています。
悲惨な事故は後を絶たず、苦い思いをするばかりです。
- 車は凶器です。
- 交通ルールを守りましょう。
どうか少しでも多くの方にこのことが伝わり、事故の無い世の中になる事を願っています。
なお、「当たり前」と思う方も、いつ事故を起こすかわかりませんので、自動車を扱う際は常に集中してください。
目次
自分は悪くないは通用しない
非常に痛ましい事故である「大津園児死傷事故」、直進車側も自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で書類送検されたとのことです。
※つまり、警察は刑事事件として扱い、必要に応じて起訴し、裁判した方がいいという判断をし検察に連絡した、と私は理解しています。
部外者であり、報道者でもない私が、本当は事故の事に口を出したくないという考えがあります。
交通事故によって死傷者のた裁判を傍聴したこともありますが、本当に心苦しいものでした。
しかし、余りにも車が凶器であるという意識が低いと感じ、人災を防ぎたいという思いでつづっています・・・。
なお、当事故の容疑者二名は自分の容疑を認め反省されていると報道されている認識です。
「自分は悪くない」とは思っていないでしょう。
この事故の話ではなく、もし事故を起こされてしまった場合、だれでも過失を疑われ容疑者になる可能性があるという話です。
今までの報道
この事故では、右折車が前を走る車に続いて前方確認をせずに右折し、直進車と衝突した、という理解です。
明らかに右折車の過失であることは、だれもが納得の見解かと思います。
そして直進車の過失には余り触れられていなかったように思います。
直進車の過失
正直なところ、私は右折車が原因を作っており、直進車は被害者のように感じていました。
突然右折車に衝突され「その後の事」を考えたとき、居たたまれない気持ちになりました。
このニュースを見るまでは。
※見ても居たたまれない気持ちである事には変わりないのですが・・・。
しかし、改めて考えて見ると、それは私の想像力の欠如であったと痛感しました。
- 右折車は前の車に続いて右折していることから、右折車があったことは見ているはず。
- 右折しようと交差点に速度を維持しで突っ込んでくる車がいる事も見ているはず。
そのような状態でありながら、スピードを緩めなかったのはやはり過失だと考えます。
もしそのような事にしっかり気付けていれば、事前にある程度ブレーキをかけ始めるでしょう。
実際に事故になるようなタイミングで右折してきたとしても、ブレーキに足が掛かっていればブレーキを強く踏むことも出来るはずです。
とは言え、車は急に止まれないことも事実です。
時速40kmであってもブレーキを掛けて止まるまでに動く距離は20mだそうです。
ブレーキに足が掛かっていて空走距離はもっと縮まるとしても9mは進みそうです。
そもそもブレーキに足を掛けていても止まれたのかは定かではありません。
一般的に片側1車線の交差点の幅は10mも無い程度と見受けますが・・・。
書類送検されました
繰り返しになりますが、今回の事故で右折車が事故の原因を作ったことは間違いないでしょう。
そして直進車はその巻き添えでもあります。
しかし、警察の調査では過失が全くなかったのかと言えばそうではないだろうと判断されたわけです。
交通事故が発生した場合、自分が最も大きな原因でなく被害者的な立場にあっても、被害を拡大させた可能性や未然に防げた可能性は残ります。
事故が起きてしまった場合、その事故のどこかに過失があれば、やはり刑事事件となる可能性があるわけですね。
交差点進入時
交差点で信号が青で直進する際、深く注意しているドライバーとそうでないドライバーがいます。
これは私の推測でしかありませんが、交差点に進入する際にブレーキランプが点灯しない車がほとんどで、注意していないドライバーが多いように感じます。
この事故の直進車がブレーキに足を掛けながら注意深く侵入する方なのかそうでない方なのか、私は知りません。
ですから、追及したりはしませんし、憶測であれこれ言う事は出来ません。
しかし、多くの方が車が凶器であると認識し、交差点に進入する際に万が一を想定できるようにならなければ、事故は無くなりません。
急ぎすぎ
これは私の体験談です。
私は必ず制限速度で交通し、交通ルールを守って運転しています。
横断歩道を横断する方がいたので私は一旦停止しました。
私は、交通ルールを守らないのか守れないのか、知らないのか、そんな方が一定数暮らしている無法地帯に住んでいます。
しかし、さすが無法地帯です。
後方車に幅寄せされ、その後煽られました。
いったい何をそんなに急いでいるのでしょうか?
たった数秒、交通ルールに従って停止しただけなのに・・・。
交通ルールを守り一旦停止した私が、何故このような仕打ちを受けなければならないのか謎です。
運転には動じない鉄の心臓が必要と考えていますので、煽られても屈しません。
ただ、いつか暴力事件に巻き込まれそうで怖いです。
片側1車線の右折
片側1車線の右折は、後続車が進行できなくなる可能性があります。
特にT字路だとそうですね。
「早く右折しなきゃ・・・後ろの人に迷惑を掛けてしまう」と焦ってしまうかもしれません。
しかし、そこで焦ってはいけません。
私の様に煽られる結果となるかもしれませんが、車は凶器です。
凶器を持ちながら焦る気持ちがあるのは危険です。
冷静に「これくらい待てない方が悪い」という気持ちで対処しましょう。
まとめ
交通事故で過失があれば、事故の原因が他にあっても、自分は悪くないは通用しません。
車は凶器です。
事故が起こってから後悔しても遅いです。
事故の可能性を常に考えて運転しましょう。
- 車は凶器、交通ルールは守りましょう。
- 事故の原因を作っていなくても、過失はある可能性がある。
- 運転をするときは後方の車と事故にならないよう注意しても、急いでいるなんて事は気にしない。